商品の状態に関するご説明

当店でお取り扱いしている品物は一部を除いてほとんどが中古品です。

そのため、保存状態が比較的良いものであっても、経年劣化による多少の汚れや染みがあったりいたします。

目立つものについては目録に記載してはおりますが、判断基準の目安のため、それらの語句について解説いたします。　

本

焼け…日焼け、蛍光灯焼けによる変色。「少」は焼けが本体の周辺部で留まっている状態。

擦れ……本にこすったような傷がついている。

染み……焼けのように広範囲でなく、点在する形もの。

汚れ……焼けや染みとは違う変色、或いはボールペンでの線、インク跡ｅｔｃ

傷……爪跡や引っかき傷、凹み、何かで突いたような跡がある。

傷み……局所的でない全体的な劣化。本の四方が擦れて、角が潰れているなど。

折れ・折れ線……本のページなどが折れていて、その跡が残っている。薄い折れ線が残っている状態。

ラベル跡……他の古書店の値札や図書館の分類シールを剥いだ跡がある。

押印……蔵書印や元の所有者の名前の印がある。

記名・書き込み……もとの所有者の名などが書き込んである。本の後ろの販売目録などにしるしがしてあることも。

ゾッキ線・ゾッキ点……古本屋がバーゲン品・見切り処分品の印として、本の天や地の部分につけた線や点のこと。

　　　　　　　　　　　　　　他に「Ｂ本印」と呼ばれる、出版社から流れてきた既刊在庫処分品に判が押されているものもある。

附録・月報・元パラなど……特に明記していない場合は、付いていない、欠けていると御理解ください。付いている場合はその旨、記載いたします。

雑誌

　だいたいにおいて本よりも雑誌の方が状態が劣る場合がほとんどです。古いものほど紙質が悪いこともあり、１９８０年以前のものには、ある程度の焼けや折れ、染みがあると思って下さい。

ビデオ・ＬＤ

レンタル落ち……ビデオ・レンタル店から中古市場に流れたもの。そのためジャケットや本体に商品管理用のラベルや盗難防止用のラベルが貼ってあり、その跡が汚れや染み、傷として残っていることが多い。

ジャケットのトリミング（差し替え）……昔のビデオはプラスチック・ケースではなく、紙製のケースに入っていたため、レンタル商品として加工する際、そのジャケットを切り取り、新たにプラケースに入れなおしたもの。

　尚、画質については極力確認しておりますが、なにぶん中古品ですのである程度のノイズはご了承ください。再生不能や長時間に及ぶ激しいノイズなど致命的なものがあった場合は返品をお受けいたします。

ＣＤ・アナログ盤

　特に明記していない場合は、盤質は良、再生してもほぼノイズはないものと御理解ください。

盤質擦り傷……再生時にノイズが出ますが、中古品としては許容範囲と判断した状態。「少」の場合もノイズが出る場合もあります。いずれも再生する機器の状態や環境で多少の違いがあると思います。

　当店のアナログ盤はレイカ製の「バランス・ウオッシャー」でクリーニングしておりますが、それでも中古品としての劣化はある程度あることをお含みおきください。　

上記以外にも個々の商品について気になる点がある場合はご遠慮なくメールにてお問い合わせくださいませ。